「美味しいものに手抜きなし」




いらっしゃいませ!
奥会津の手作りこんにゃくの店、「山彩屋」(さんさいや)です。

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昔の奥会津では秋になると各家庭のカアチャン達が自分の畑から蒟蒻芋を掘り、食卓に「さしみこんにゃく」があがったものです。

秋の冷たい水で芋を洗い、皮を剝いた芋を「おろし金」でおろし、上澄の部分は捨て、沈んだ芋だけを残し、ソーダで固めます。

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手作りはそのままで、生芋の味を残すことを重点に、少しの設備投資、少しの道具、そして材料の蒟蒻芋を近所の農家さんに少しずつ作ってもらっています。

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ガスの火はごく弱く輪になるだけぐらいでこんにゃくを練ります。鍋の底に焼き付かない様に、マンナン(こんにゃくの固まる成分)が固まりはじめた時を見計らい、火を止め、炭酸ナトリュウムをお湯で溶かして入れてよくかき回します。
この時良く混ざらないと後で固まらないこんにゃくになります。「練る時間は惜しむと旨い蒟蒻が出来ないよ」。先輩から教えられたこと。



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型に入れ熱を取ります。
手前から、山椒こん、白こん、よもぎ、香こん、えごまこん、の色々な「カラフルな蒟蒻」が並びます。 

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「えごまこんにゃく(実)」は荏胡麻の実をすりつぶした粒が入っています。「えごまこんにゃく(香り)」は生の荏胡麻の葉を粉砕し、蒟蒻に練り込みました。

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荏胡麻の実は金山町産、荏胡麻の葉は蒟蒻畑の隣で自家栽培をしています。
荏胡麻の葉は塩漬けで販売もしています。おにぎりの海苔の代わり、少し焦がすと又一段とおいしく食べられます。 又、細かく刻んで、朝、炊飯器の御飯をほぐす前に散らすと、もう湯気の香りが堪りません。

山彩屋のこんにゃくの柔らかい食感とのど越し、そして鼻の奥に薫る荏胡麻の香りをご堪能下さい。

                         
                                                  山彩屋  目黒三雄